遺産分割調停は自分1人でできますか
調停を家庭裁判所に申立てる手続きは、それほど複雑ではなく、調停の進め方もわかりやすく、家庭裁判所でも説明してくれるので、学校や仕事で法律に接したことのない人でも、1人で対応することは可能です。
相続したくない土地 どうしたら
相続放棄する方法がありますが、不動産以外の財産を相続する権利も失います。買い取ってくれる人がいないなら、国に引き取ってもらう制度(相続土地国庫帰属)を利用できます。
相続でペイオフ対策は必要?
定期預金や、利息の付く一般の普通預金はある程度の対策が必要です。①預金を分散する②利息のつかない普通預金に切り替える③投資信託や国債を買う、といった方法があります。しかし、実際に銀行が破綻した場合に、ペイオフが発動される可能性は高くはなく、過剰な心配は不要です。
墓じまいで必要な改葬許可証を得る方法は?
墓じまいで改葬許可証を得るには、お墓のある市区町村に許可申請をしなければなりません。これには、申請書、改葬元の埋葬証明書、改葬先の受入証明書、身分証明書などが必要です。
相続登記の義務化で過料を科されるケースは?
相続登記の義務化で、過料を科されるのは、法務局に提出した登記申請書類の中に、相続登記未了の不動産が記載されている場合などです。通常の審査業務とは関係のないところで、登記官が無作為に不動産を選んで過料を科すことはありません。
古い抵当権を消す方法は?
古い抵当権登記の抹消は、土地の所有者が単独で行うことができます。①抵当権者が行方不明②弁済期から20年が経過③元本・利息・損害金を供託--することが要件です。
法務局にある「地図」「公図」「地積測量図」の違いってなに?
法務局にある「公図」は行政側が明治期に作成したデータ、「地図」は戦後から現在に至る地積調査で得たデータを基にしています。「地積測量図」は土地所有者が登記の際に提出するものです。
過料を払わないと逮捕されますか
過料を払わないと財産を差し押さえられることがありますが、逮捕されて刑務所に入れられることはありません。前科にもなりません。過料は刑罰ではないからです。
相続で不動産を共有にする問題点は?
不動産を共有にすると、売却、賃貸などが難しくなる。権利関係がどんどん複雑になり、手がつけられなくなる心配がある。適切な管理がなされずに、不動産の価値が低下する恐れがある