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法定後見開始までの流れは、どのようになりますか
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家庭裁判所への後見申立てから後見の開始までの流れは以下のようになります。申立てから審判まで、調査・鑑定をする必要のない事案で1、2か月かかります。
申立て準備
本人情報シート、診断書を依頼、各種証明を取得、各種書類作成
1申立て
本人の住所地を管轄する家庭裁判所に書類を提出。電話予約や書類の事前提出が必要な家裁もある
2面接・調査
裁判所の担当者が、申立人、本人、後見人候補者と面接(行わない場合もある)。出張面接することも。必要と判断されれば、鑑定を行う
3親族照会
親族意見書が提出されなかった場合、裁判所が必要に応じて親族の意向確認
4審判
裁判所が後見開始の審判。同時に後見人を選任
5審判の告知・通知
申立人、後見人、本人に告知・通知
6審判確定、登記嘱託、証明書発行
告知から2週間の不服申立て期間をすぎると審判が確定する。裁判所から東京法務局に成年後見登記を嘱託。裁判所から後見人に登記完了の通知書が送られる(確定後2週間から1か月)
7初回報告
本人の財産調査を行い、後見等事務報告書、財産目録、収支予定表などを提出
8後見開始
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