銀行口座の「代理人予約」は認知症対策に有効?
本人が認知症になり、預金を引き出したり、投資信託を解約したりできなくなる事態を防ぐため、判断力があるうちに代理人を予約しておくという銀行の新サービスが、近年、登場しています。従来の銀行の代理人手続きと異なり、本人の意思確認が困難になった後も利用できるところが特徴です。
墓じまいで必要な改葬許可証を得る方法は?
墓じまいで改葬許可証を得るには、お墓のある市区町村に許可申請をしなければなりません。これには、申請書、改葬元の埋葬証明書、改葬先の受入証明書、身分証明書などが必要です。
相続登記の義務化で過料を科されるケースは?
相続登記の義務化で、過料を科されるのは、法務局に提出した登記申請書類の中に、相続登記未了の不動産が記載されている場合などです。通常の審査業務とは関係のないところで、登記官が無作為に不動産を選んで過料を科すことはありません。
長期相続登記等未了土地解消作業
令和6年4月の相続登記の義務化を前に、法務局の登記官が取り組んでいるのが、長い間、相続登記が行われていない土地について、法定相続人を捜す作業です。これを「長期相続登記等未了土地解消作業」といいます。法定相続人が判明すれば […]
借地の上の建物を所有しているときの相続は?
故人が、賃借した土地の上に立つ建物を所有していた場合、相続の際は、建物と賃借権を相続します。したがって、賃借権が登記されているときは、建物の所有権移転のほかに賃借権移転の登記申請が必要になります。賃借権が登記されていなければ建物のみ相続登記します。
古い抵当権を消す方法は?
古い抵当権登記の抹消は、土地の所有者が単独で行うことができます。①抵当権者が行方不明②弁済期から20年が経過③元本・利息・損害金を供託--することが要件です。
遺言書はなぜ必要なの?
遺言は財産の未来図です 「遺言なんてまだ早い」「遺言なんて縁起でもない」と思っていませんか。 「遺言」という言葉の字面のせいでしょう。「遺」という字は「遺書」を連想させます。「言」と「書」が違うだけですから、ほとんど同じ […]
法務局にある「地図」「公図」「地積測量図」の違いってなに?
法務局にある「公図」は行政側が明治期に作成したデータ、「地図」は戦後から現在に至る地積調査で得たデータを基にしています。「地積測量図」は土地所有者が登記の際に提出するものです。