法務省民事局の令和4年9月発表の調査では、相続を経験した人のうち、「相続人間で遺産分割をしなかった」のは36%です。理由としては、「財産はあったが必要性を感じなかった」が最多でした。
遺産の評価をいつの時点にするかについては、相続人の間で決められます。基本は遺産分割時の評価になります。特別受益や遺留分の算定では、相続開始時です。