奈良県橿原市の冬を彩る「八木ナリエ」こと「イルミネーションinかしはら」が、12月7日、点灯しました。LEDライトの数は約18万個。開催場所として、従来の大和八木駅北側の噴水広場と南側ロータリーのほか、新たにJR畝傍駅が加わりました。一段と明るさと広がりを増した八木ナリエです。
八木ナリエは橿原商工会議所と同青年部が中心となった実行委員会が主催しており、今回で19回目。「思い出と記憶に残る冬の景色に」がテーマです。
点灯セレモニーは、大和八木駅南側ロータリーの時計台付近で開かれました。時折小雨のぱらつくあいにくの天気でしたが、数百人が集まり、点灯を待ちました。
会場では、畝傍南小学校(高市早苗議員の母校です)のブラスバンドクラブがクリスマスソングなどを演奏してムードを盛り上げる中、橿原市の観光PRキャラクター「こだいちゃん」と「さららちゃん」が愛嬌をふりまきました。
午後5時から来賓があいさつしました。橿原市議会の細川佳秀議長は、今年9月に「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」が世界文化遺産の国内候補として推薦されることが決まったことにふれ、イルミネーションが広がり、人と人とのつながりも広がっていくことへの期待を述べました。
この後、「5、4、3、2、1」とカウントダウンが行われ、橿原市内の小学生9人が点灯ボタンを押すと、一斉に色とりどりのイルミネーションがともりました。
イルミネーションとしては、南側ロータリーの高さ20mのツリー型メインオブジェのほか、ハート形の写真撮影スポット、光のトンネルなどがあります。また、市内の小学6年生が未来の夢を記したハート形の絵馬が飾られています。来年1月31日まで。大みそかは終夜点灯です。
点等時間
12月7日~30日 | 17時から24時 |
12月31日~1月1日 | 17時から7時 |
1月1日~1月31日 | 17時30分から24時 |